【夢日記】爆撃? 大西洋を白黒に染めて…… (夢とうつつの戯言)
※注意:ときねは、よくパンダに強襲される夢をみます。
外が五月蝿い。ドアの向こうは、うちのアパートの交差点で、丁度うちの部屋のドアがTの接合部分に当たる。
普段なら、音や声が聞こえてきても隣や前の部屋のドアの開閉音程度。こんなにざわざわと騒がしいコトは珍しい。
何かあったのかな?
以前、裏の通りで殺傷事件が起きた時は、刑事らしい人たちがいろいろと聞きに来たが、その時とは違い叫び声のようなものまで混じっている。
これは、いよいよ何かあったと確信して良さそうだ。
たしか、今日は寝ていていい日だったはずだが、そうも言っていられない。騒々しいというのもあるが、もたげてきた興味に勝てそうにない。
もそもそと布団から身体を起こすと、ロフトベッドから華麗に飛び降り……る程の元気は無く、のそのそとハシゴを使ってフロアに降りる。
ドアのレンズから外を見ると、前の部屋に住む友達が空を見て何か叫んでいた。
「あいつら、本気か!?」
?
何のこと? あいつらって誰?
何のことか気になるし、とにかく聞いてみるのが一番と思い、パジャマの上に上着を羽織って外に出て行く。
周囲の部屋の人たちも、みんなそろって空を見上げて「おいおい……」とか「マジかよ」とか何かに信じられないといった様子の声を上げていいる。
「ねぇねぇ、これてどしたの?」
わたしが、友達の楽十さんに話しかける。
その声に楽十さんは振り返り、青ざめた顔で語る。
「ついにあいつらが、攻撃してきたんだよ!」
「あいつら???」
本気で訳のわからないわたしは、思いっきり首を傾げた。
「パンダだよ!」
「……え?」
「パンダの爆撃が始まるんだよ!」
ど~~~~~ん!!
て……、え?
パンダ?
う~ん、そうか、パンダかぁ~それじゃぁしょうがない……
と、何故か納得してしまうわたしは、想像してみる。
パンダが飛行機で飛んできて、爆弾をたくさんバラバラとばら撒く姿。飛行機に乗ってるパンダは、もちろんみんな飛行服。ゴーグルもばっちり! うん、きまってる。
いや、そうじゃない。
大変なんだ! 逃げないと……
でも、どこへ?
「早く準備しろ! カラオケ行くぞ!」
と、楽十さんが言うので、早速準備を……
「え? カラオケ?」
「そうだ! あいつらは、カラオケボックスだけは攻撃しないんだ!」
へ~そ~なんだ~……
閑話休題。
とりあえず40秒で準備を済ませたわたしは、楽十さんと一緒に外に飛び出した。
空を見上げると、一面の白黒白黒白黒白黒……
「なんか~、空が白黒~」
「当たり前だよ! パンダが飛んでんだぞ!」
楽十さんのその台詞を脳内で繰り返して考えてみる。
"パンダが空をとんでんだぞ!"
"パンダが空をとんでんだぞ!"
"パンダが空をとんでんだぞ!"
"パンダ" が "空をとんでんだぞ!"
じっと空を見る。
うん、飛んでるね。パンダが両手を大きく広げて飛行機のようにゴーって音立てて、かなりの高速で飛行中。編隊を組んで、何十、何百、いや何千どころか、どんだけいるんだ? と聞きたくなるくらい、無数に飛んで空を埋め尽くしていた。
「パンダて、空飛ぶのん?」
「当たり前だろ! パンダを何だと思ってるんだよ!」
そ~なのか~当たり前なのか~……
わたしが考えるのをやめようとしたその時、遂にその時はやってきた!
無数の甲高い風を切る音。
ひゅるる~と言う、よく戦争映画で聴く爆弾の落下音。
「うわ! 間に合わなかったか!」
楽十さんの声につられ、空を仰ぎ見ると……
無数のパンダが文字通り落下してきていた。
そう、"パンダ" の "爆撃" が始まったのだった。
あ~、そういう意味かぁ~~~…… と、考えながら頭上に落ちてくるパンダのお腹が、視界いっぱいになるのを見つめていた。
そして、生暖かい塊に押しつぶされたところでフェイドアウト。
熱にうなされつつ、そんな夢をみたのでした。
※夢判断など、出来る方、随時募集中なのです。
外が五月蝿い。ドアの向こうは、うちのアパートの交差点で、丁度うちの部屋のドアがTの接合部分に当たる。
普段なら、音や声が聞こえてきても隣や前の部屋のドアの開閉音程度。こんなにざわざわと騒がしいコトは珍しい。
何かあったのかな?
以前、裏の通りで殺傷事件が起きた時は、刑事らしい人たちがいろいろと聞きに来たが、その時とは違い叫び声のようなものまで混じっている。
これは、いよいよ何かあったと確信して良さそうだ。
たしか、今日は寝ていていい日だったはずだが、そうも言っていられない。騒々しいというのもあるが、もたげてきた興味に勝てそうにない。
もそもそと布団から身体を起こすと、ロフトベッドから華麗に飛び降り……る程の元気は無く、のそのそとハシゴを使ってフロアに降りる。
ドアのレンズから外を見ると、前の部屋に住む友達が空を見て何か叫んでいた。
「あいつら、本気か!?」
?
何のこと? あいつらって誰?
何のことか気になるし、とにかく聞いてみるのが一番と思い、パジャマの上に上着を羽織って外に出て行く。
周囲の部屋の人たちも、みんなそろって空を見上げて「おいおい……」とか「マジかよ」とか何かに信じられないといった様子の声を上げていいる。
「ねぇねぇ、これてどしたの?」
わたしが、友達の楽十さんに話しかける。
その声に楽十さんは振り返り、青ざめた顔で語る。
「ついにあいつらが、攻撃してきたんだよ!」
「あいつら???」
本気で訳のわからないわたしは、思いっきり首を傾げた。
「パンダだよ!」
「……え?」
「パンダの爆撃が始まるんだよ!」
ど~~~~~ん!!
て……、え?
パンダ?
う~ん、そうか、パンダかぁ~それじゃぁしょうがない……
と、何故か納得してしまうわたしは、想像してみる。
パンダが飛行機で飛んできて、爆弾をたくさんバラバラとばら撒く姿。飛行機に乗ってるパンダは、もちろんみんな飛行服。ゴーグルもばっちり! うん、きまってる。
いや、そうじゃない。
大変なんだ! 逃げないと……
でも、どこへ?
「早く準備しろ! カラオケ行くぞ!」
と、楽十さんが言うので、早速準備を……
「え? カラオケ?」
「そうだ! あいつらは、カラオケボックスだけは攻撃しないんだ!」
へ~そ~なんだ~……
閑話休題。
とりあえず40秒で準備を済ませたわたしは、楽十さんと一緒に外に飛び出した。
空を見上げると、一面の白黒白黒白黒白黒……
「なんか~、空が白黒~」
「当たり前だよ! パンダが飛んでんだぞ!」
楽十さんのその台詞を脳内で繰り返して考えてみる。
"パンダが空をとんでんだぞ!"
"パンダが空をとんでんだぞ!"
"パンダが空をとんでんだぞ!"
"パンダ" が "空をとんでんだぞ!"
じっと空を見る。
うん、飛んでるね。パンダが両手を大きく広げて飛行機のようにゴーって音立てて、かなりの高速で飛行中。編隊を組んで、何十、何百、いや何千どころか、どんだけいるんだ? と聞きたくなるくらい、無数に飛んで空を埋め尽くしていた。
「パンダて、空飛ぶのん?」
「当たり前だろ! パンダを何だと思ってるんだよ!」
そ~なのか~当たり前なのか~……
わたしが考えるのをやめようとしたその時、遂にその時はやってきた!
無数の甲高い風を切る音。
ひゅるる~と言う、よく戦争映画で聴く爆弾の落下音。
「うわ! 間に合わなかったか!」
楽十さんの声につられ、空を仰ぎ見ると……
無数のパンダが文字通り落下してきていた。
そう、"パンダ" の "爆撃" が始まったのだった。
あ~、そういう意味かぁ~~~…… と、考えながら頭上に落ちてくるパンダのお腹が、視界いっぱいになるのを見つめていた。
そして、生暖かい塊に押しつぶされたところでフェイドアウト。
熱にうなされつつ、そんな夢をみたのでした。
※夢判断など、出来る方、随時募集中なのです。
2011-01-12 23:59
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